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鎌倉のR OLD FURNITURE

ネットで知り、気になっていた鎌倉・稲村ガ崎のアンティークショップ『R OLD FURNITURE』。

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江ノ電の稲村ガ崎駅から歩いて数分のところ。車の場合はR134沿いのコインパークに入れるのがよいと思います。
ネット上で「敷地内に踏切がある」と聞いていたのですが、行ってビックリ。
"踏み切り"というより、お店の前を通る線路内を普通に(!)横断してお店に入ります。
う〜ん、東京では考えられない、のどかなシチュエーションですw

で、お店の方ですが、築100年以上の古民家を改築(でも、そんなに手を加えていないような?)した建物内に、イームズのサイドシェルチェアやら、古い木製のスツールやらの中古家具や、器などの古道具・骨董品が展示されています。

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鎌倉という場所柄か、明治から昭和初期ごろの日本のものが中心(!?)という印象で、
スペース的にはそう広くない上、余裕をもって展示されているので、品数的にもそう多くはないですねー。
私的には気になる椅子がいくつかありましたが、値段は東京とそれほど差はないかんじでした。

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↑庭もこんなかんじ

さて、こちらには近くにもう一店舗「R NO.2」がありまして、次回へつづきます♪

R OLD FURNITURE【HP
住所 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎3-7-14
TEL. 0467-23-6172
営業 12:00〜日没
定休 月、火曜

『センス・オブ・ジャンク・スタイル』

先日軽く紹介した大平一枝さんの『センス・オブ・ジャンク・スタイル』、ようやく読む時間が取れました。

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前作『ジャンク・スタイル―世界にひとつの心地よい部屋』と比べるとページ数は約1/3強ですが、内容は濃いですよー。

4組の家およびライフスタイルを紹介しているのですが、う〜ん、みなさん力の抜けたというか、地に足の着いた生活ぶりがありありと紹介されていて、魅力的です♪

4組中3組がご夫婦なのですが、どの夫婦も揃ってクリエイティブ系のお仕事をお持ちなんですよねー。
やはり両者の理解がないと、なかなか実現しにくいスタイルなんでしょうねー。
タイトルにある通り、まさに「センス」が必要!?

あぁ、ただでさえパートナーを見つけられないのに、さらにそういう相手となると、ますます難しくなるぅ、と暗澹たる気持ちになる独りモノの私(笑)

それはさておき、読んでいると、自分の生活ぶりを反省させられます。
古いもの、ジャンクが好きと言いつつ、便利な文明の利器は捨てられず、ダメになったらすぐ買い替える。。。

たとえば、ジャンクなものを手に入れるのに文明の利器の最先端技術であるインターネットを駆使して検索している、ってのはどうなんでしょう?w

でさらに(先日「北欧モダン・デザイン&クラフト展」に行ったばかりで)北欧モダンデザインのクラフトマン・シップとも重なり、ちょっとアーツ・アンド・クラフツ運動(※)なんかを再勉強したくなりましたー。

※アーツ・アンド・クラフツ運動とは、イギリスの思想家・デザイナーであるウィリアム・モリスが主導したデザイン運動で、18〜19世紀にかけて起こった産業革命以後、大量生産による安価な、しかし粗悪な商品があふれた状況を批判し、中世の手仕事に帰り、生活と芸術を統一することを主張、その後のアール・ヌーヴォーや日本の民芸運動など各国の美術運動に多大な影響を与えた。

と、そんなことを考えて読んでいると、終わりにしっかり民芸運動の第一人者・柳宗悦も紹介されているではないですかー!
大平さんのメッセージをしっかり受け取れたってことですねーw

さて、残るは『スピリッツ・オブ・ジャンク・スタイル―日本の美しい暮らしの心』。
気になる家具屋"antos(アントス)"が登場するので、楽しみです。

『美しい椅子〜北欧4人の名匠のデザイン』

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『美しい椅子〜北欧4人の名匠のデザイン』

「美しい椅子」シリーズの第1冊目で、以前からほしかった本なのですが、たしか絶版扱いになってて手に入れられなかったんですよねー。いつの間に復活した?w
(奥付をみると2003年12月20日初版で、2007年11月10日第2刷となっています)

で、特筆すべきは、この手の本では異例とも言うべき文庫本サイズ!
しかも、カラー写真もふんだんで、税込み714円です。
う〜ん、すばらしい♪

肝心の中身の方ですが。。。

取り上げているデザイナーは、ハンス・J・ウェグナー、アルネ・ヤコブセン、ボーエ・モーエンセン、フィン・ユール、のデンマークが誇る巨匠4人。
北欧好きなら、言わずと知れた有名デザイナーの4人ですが、その彼らの名作椅子の数々と彼らの生涯や製作の背景などくわしく紹介してくれます。
また、それらの椅子を実際に製作する家具メーカーも紹介していて、大変興味深いですねー♪

個人的には、ウェグナーとヤコブセンは過去に文献等見聞きしているのでそこそこ知識があったのですが、モーエンセンとフィン・ユールは軽くしか知らなかったので、すごく勉強になりました。
私は"ウェグナー好き"なのですが、モーエンセンとフィン・ユールの株もかなり上がりましたねー(笑)

お気づきの方もいるかと思いますが、この本のサブタイトルは"北欧4人"と銘打ってますが、実際は"デンマーク4人"です。
なので、この一冊を押さえておけば、"デンマーク家具通"を気取れること請け合いですw
私的には、アアルト(フィンランド出身)を入れて"北欧5人"にしてもらえたらベストだったかも!?
もしくは、ポール・ケアホルムを加えて"デンマーク5人"か!?
う〜ん、そうするとパントンも入れなくちゃいけないかぁ?w

自由が丘のLasboo

自由が丘のアンティークショップ『Lasboo(ラスブー)』。
東急線自由が丘駅から歩いて15分強、田園調布駅から10分弱ぐらいのところにあります。

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こちらは、タレントのちはるさん著「Love home」の表紙にも使われている、おしゃれなビーズランプが有名なお店です。


「Love home」

距離的になかなか行いづらい場所にあるので、今回行ったのはすごい久しぶり。
以前は、近くに有名なアンティーク家具屋「デポー39」があり、そちらとセットでよく行ったのですが、デポーが閉店してからはご無沙汰でした。

さて、お店の方ですが、以前と変わらぬ品揃えは、イギリスやフランスの雑貨・照明が中心です。1890〜1940年代のものが中心だそうですが、ナチュラル系でジャンクでシャギーなものが多いです♪

人気のアイテムは、カフェオレボウルやプレート、カップ、アシュトレイなどの陶器類、フック、ドアノブなどの金物部材などだそう。

ただ、都心のお店からすると立地的に値段が安いかと思いきや、そうでもないです。
田園調布なので、いいお客さんがいっぱいいるんでしょうねー(笑)

Lasboo【HP
東京都世田谷区奥沢6-1-21
TEL.03-3702-2630
営業時間 11:00〜19:00
定休 毎週水曜・第2木曜

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Profile

市朗。横浜在住。
建築学科卒。30代。木フェチ。
F.L.ライトやハンスJ・ウェグナーが好きです。

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