『MAKING TRUCK』
さらに"TRUCK"ネタ、つづけます(笑)
前回はTRUCKのカタログをご紹介しましたが、今回はオーナーの黄瀬・唐津夫妻がTRUCKの日常や生い立ち、ものづくりの基本となる考えやプロセスなどを綴った本をご紹介します。
家具をつくる、店をつくる。そんな毎日。 -MAKING TRUCK-
最初本屋で手にとってペラペラ中身を見たとき、さすがにカタログを2冊持っているだけに、やっぱり写真に新鮮味がないなーと思ったんですよ。
実はTRUCK(夫妻)のキッチンがカッコよくておしゃれでお気に入りなのですが、カタログにはほとんど載ってなくて、たまに雑誌なんかにチラッと載っているだけなので、今回この本に期待していたのですが、それも1カットあるだけだったのです。。。
シロクマ舎の写真がお初ってかんじではあったのですが。
それで、買うのをじつはちょっと躊躇したのですが、読んでみたら、いやー、やっぱりよかったです♪
躊躇して、ごめんなさい、ってかんじ(笑)
文章はライターさん(?)が書いているのですが、ご夫妻二人の生活スタイルや家具への思いなどがすごく伝わってきます。
TRUCKの魅力ってモノそのものより、二人が作り出すセンスやテイスト、空気感みたいなものだったりすると思うんです。
それはカタログの写真を見てるだけでも、読み取れていると思っていたのですが、やはり文章で伝えられると、「へー。ハー。」となりますね。
二人の過去やTRUCKの歴史もわかりますし、商品のネーミングの由来なんかも。
「FK SOFA」のFKが「For Kentaro」だったとは(笑)
最後に、afterword(あとがき)で、D&DEPARTMENTのナガオカ氏が登場。
なんとTRUCKに憧れて、TRUCKを意識して、D&DEPARTMENTを作ったそうです。
(※D&DEPARTMENTは九品仏にある面白いインテリアショップです。)
D&DEPARTMENTを人に勧めるとき、「TRUCK好きなら気に入ると思うよー」と言っていたのですが、間違ってなかったんですねー。