札幌聖ミカエル教会~北海道旅32
北海道旅行5日目。。。
本日は札幌郊外のスポットをいくつか周ったあと、千歳に移動します。
ホテルから車を15分ほど走らせ、まずやってきたのは「聖ミカエル教会」。
普通の住宅街の中にある教会なのですが、じつは近代建築の巨匠アントニン・レーモンド氏の設計による礼拝堂です。
レーモンド作の教会と言えば、軽井沢の「聖パウロ教会」が有名ですよね。
木造&レンガ造のハイブリッド構造(笑)、二段階に折り曲げられた屋根、サイドに設けられた煉瓦の三角壁(バットレス)と、積雪への考慮とデザイン性が両立されています(^^
和紙貼りのステンドガラスもユニークですが、ちょっとカルト臭が出てしまってるかもw
内部は、丸太の梁による力強い小屋組をそのまま露出させていて見応えがありますが、寒冷地としては寒さがきつそうな造りだな、と思いました。
案の定。。。
教会建築における光の採り方は(光と影の)演出要素が強く、設計者の腕の見せ所です。
こちらの教会も例にもれず、サイドの壁は一見窓なしに見えますが、じつは間接採光の窓が隠れています。
そこを覗いてみると、窓前に後付けのヒーターが取り付けられていました。
きっと寒くてしょうがないのでしょうが、見た目は台無し(><)
(まだ隠れてるだけマシと思うべきか。。。)
有名建築家による建物、観てる分には美しいが実際は住みづらい、使いづらい、というのはよくある話ですが、なかなか難しいですよね。。。
札幌聖ミカエル教会【HP】
札幌市東区北19条東3丁目4-5
TEL:011-721-2446