『スピリッツ・オブ・ジャンク・スタイル』
先日の『センス・オブ・ジャンク・スタイル』を紹介したあと、『スピリッツ・オブ・ジャンク・スタイル』をアップするのを忘れてましたw
こちらの本でまず注目なのは、男性2人のユニットで、家具&金属造形作家の"antos(アントス)"。
彼らは福生に、自分たちで米軍ハウスを改造したショールーム兼住宅を構えています。
気になる家具屋として前からチェックしていたのですが、イベントのときにしかショールームとしては開いてなく、以前"antos"に行った時には建物の外観だけ見て帰ってきましたw
で、この本ではそんなお2人の生活ぶりが10ページに渡り、紹介されています。(→この本の中でも一番ページを割いていますよ)
実際には見れなかった家の中も見れて嬉しいところw
う〜ん、家具ではなく、鉄加工がお2人のベースなんですねぇ。
個人的には、木×鉄のコンビはかなりツボなので、お2人の作る家具にはグッときちゃうんですよねー♪
さて、そのほかにも、鋳物作家、石鹸作家、陶芸家、ミュージシャンと、ものづくりを生業としている人たちのライフスタイルが大平一枝節(笑)で紹介されていきます。
読んでいると、色々考えさせられます。
大量生産・大量消費の経済システムがホントにベストなのか?
地球温暖化などを考え合わせると、物を捨てるのをやめ、かわりに文明を捨てて、原点に戻るべきなのでは?
おおげさかもしれないですけど、そんな"スピリッツ(精神)"を思い起こさせてくれる本です。
ちなみに、先日新刊の『ジャンク・スタイル・キッチン』が発売された模様。
また買わなくちゃ!?(笑)